MTS発足のきっかけ

MTSプロジェクトの代表者であるマイケル・カネオカさんによるMTS発足についての記事です。

 

私がMusic Train Societyを作るきっかけとなったのは…

 

それは、2011年3月11日に起こった"東日本大震災"でした…。

あの大震災が起こり、みんなこれからの事で不安になっていた時、ラジオから...
「アンパンマンのマーチ」が流れていました。

初めは何の気なしに聴いていた歌ですが、ふとある歌詞に心を奪われたのです。

それは…

「何の為に生まれて 何をして生きるのか」

という一節です。

これを聴いた時、思わず涙が溢れました。

 

それから、「僕は何の為に生れ、何をして生きるのか?」を
自宅待機中にいろいろ考えたのです。

そして行った行動が、SNSに僕が選曲した夢や希望が持てる「音楽」でみんなを勇気付けるという行動だったのです。

 

その時の曲がマイケル ジャクソンの"Heal the world"と
デズリーの"You gotta be"でした。

 

それから時は流れ、5月に気仙沼、南三陸、陸前高田にボランティア活動をしながら被災地の現状を

見て、「僕が貢献できる事は何か?」をずっと模索していました。

 

その当時、赤坂にあるディスコ エレボスでオーガナイザーをしていた関係で、ダンスで元気になって

もらいたいという思いで"Dance Music Power"というディスコ イベントを行っていましたが、

そこで使っていた言葉が、"Music Power(音楽の力)"だったのです。

 

 

「音楽の力」でみんなに元気になってもらう

僕自身も、過去を振り返ると
受験、失恋、会社での失敗、いやな事があった時 etc…

 

そんな時、いつも音楽の力でモチベーションをアップしてきました。

「そうだ、音楽の力で何かをして行こう!!」と思ったのです。

ただ、具体的に何をしたらいいのか、その方法が見つかっていなかったのでした。

 

そして、2013年6月に人生の転機が訪れました。
それは、「断捨離」で今までコレクションしていたレコードを手放すという事をした時に、新たな

アイディアが見つかったのです。

 

 

「古い物を捨てなければ、新しい物は入らない」
という、あいだ みつをさんの言葉があります。

正に、古いレコードを捨てる事で、新しいアイディアが浮かんだのです。

 

それは、「もう僕の手元にはレコードは無い、でもCDは残った。
このCDで何が出来るか?」と考えた時に、このCDを使って音楽を選曲するというコンセプトが浮かんだのです。

 

 

考えてみれば、学生時代、海や山に行く時、カセットに「サマー コレクション」なんてタイトルで

マイ テープを作っていたものでした。
これが、ミュージック セレクター(音楽選曲家)の素になった訳です。

 

そして、2013年8月にDJの友人であるDJ DAWAさんが開催している赤羽のBar NOMA JEANでの

DJイベントに顔を出した時、ビビット雷に打たれた感覚を覚えました。

 

それは
「そうか! BGM程度の音量でいい音楽を流して、みんなに音楽の力を感じてもらおう!!」
という事だったのです。

これが、Music Train Societyが誕生するまでのストーリーです。

 

 

今、僕にとってMusic Train Societyはライフ ワーク(一生を通じての志事)になりました。

アンパンマンのマーチの「何の為に生まれて 何をして生きるのか」
がやっと見つかりました。

 

ここに至るまでは「自分探し」でいろいろもがきましたが、見つかると、目の前にパッと光が差したように

感じました。

 

そんなMusic Train Society、現在は2020年に行われる東京オリンピック2でもう一度日本が

生まれ変わって、東日本をはじめ、日本中が元気になれるよう「音楽の力」で社会に貢献したい

と思います。

 

最後に、Music Train Societyにご賛同いただき、お力を貸していただいている方達に感謝を

いたします。

 

Music Power(音楽の力)で世界に平和と安らぎ、そして希望をもたらすと信じています。

 

マイケル拝

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